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スタートアップのためのドキュメントSaaS比較(2015年版)
Cloud2015-03-23


概要
- スタートアップがドキュメントをまとめる場所を選定する際に参考になるSaaSの機能比較表を作りました!
- 調査表をまとめるために、登録やテストで5時間ぐらいかかりました。
- ドキュメントツールの比較表はあまり出回っていないので、公開しておきます!
なお、この比較は2015年3月時点のものです。現在の状況については記事末尾の「2026年から振り返って」を参照してください。
比較

上記スプレッドシートを表に起こしたものが以下です。空欄は未調査の項目です。
| 項目 | Confluence | Google Sites | Qiita Team | Pukiwiki + Markdown | Zoho Wiki | IGLOO |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 料金(10人) | 10 USD/月(年払い100 USD) | 無料 | 6,900円/月 | 3,000円/月 | - | - |
| 料金(15人) | 50 USD/月 | 無料 | 15,000円/月 | 3,000円/月 | - | - |
| 記法 | WYSIWYG(プラグインでGFM) | WYSIWYG | Markdown | Pukiwiki記法(Markdownプラグイン) | WYSIWYG | - |
| ページ階層 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
| メニューの多言語対応 | ○ | ○ | × | × | - | - |
| クラウド提供(ASP) | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
| ユーザー管理 | ○ | ○ | ○ | × | - | - |
| 画像アップロード | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
| リビジョン管理 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
| Macアプリ | × | × | × | × | - | - |
| Android/iOSアプリ | × | × | × | × | - | - |
| 二段階認証 | × | ○ | ○ | × | × | × |
| SSL | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
| コメント | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ |
| レスポンス速度 | ○ | × | ○ | ○ | × | × |
| 全文検索 | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
| Web API | REST API(プラグイン経由) | Google Sites API | Slack・HipChat・ChatWork連携 | - | - | - |
各ツールの所感は以下のとおりです。
- Confluence: WYSIWYGエディタとショートカットキーに慣れが必要です。
- Google Sites: UIが使いにくく、プラグインもなく、ドキュメント基盤としては最適化されていません。一方でGoogleドライブやGoogleアカウントと直接連携できるのは利点です。
- Qiita Team: ページツリーが作れません。ドキュメントが大量になる場合には致命的です。
- Pukiwiki + Markdownプラグイン: エディタやコーディング機能が古く、ユーザー管理もありません。
- Zoho Wiki: UIが古いです。
- IGLOO: ドキュメントツールというよりブログのような使い勝手です。
結果
- **Confluenceにしました!**決め手は、高機能で細かいユーザ管理ができること。そして、お財布にやさしい。
- Google sitesは機能要件的には問題ないのですが、使いづらいし、見た目が美しくないというちょっと残念な感じです。
- Qiita Teamは、ドキュメントの構造化が弱い感じです。
※ 主観や、網羅されていないことがあるかもしれないのであしからず。
2026年から振り返って
この記事の公開から10年以上が経ち、ドキュメントSaaSの勢力図は大きく変わりました。
- Notionの台頭: ドキュメント・Wiki・データベースを統合したNotionが、スタートアップのドキュメント基盤としては定番の選択肢になりました。日本発ではesaやKibela、DocBaseなども定着しています。
- Confluenceのクラウド移行: Atlassianはサーバー版(自社ホスティング)の販売とサポートを終了し、現在はCloud版とData Center版に集約されています。当時決め手だった小規模チーム向けの買い切りに近い安価なライセンスはなくなりました。
- Google Sitesの刷新: 旧Google Sitesは廃止され、現在はまったく別物の新Google Sitesに移行しています。この表の評価は旧版に対するものです。
- Qiita Teamは現役: 上の表のツールの中では、Qiita Teamは現在もサービスが継続しています。
選定基準そのものは今でも有効だと思います。料金・階層構造・検索・ユーザー管理・APIの有無は、ツールが入れ替わっても確認すべきポイントは変わりません。
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